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大幅な増収増益/ケイアイS21年3月期

 ケイアイスター不動産(株)は14日、2021年3月期決算(連結)を公表した。

 当期(20年4月1日~21年3月31日)は売上高1,557億5,300万円(前期比29.0%増)、営業利益125億6,100万円(同95.5%増)、経常利益127億8,100万円(同102.3%増)、当期純利益76億1,600万円(同112.5%増)と大幅な増収増益で着地した。

 主力の分譲住宅事業では、東京圏の都市周辺部を中心にシェア拡大戦略を展開。高品質かつ低価格でデザイン性にも優れた住宅としてアピールしたほか、地場不動産仲介事業者との関係強化により土地の仕入れ強化やアウトソースによる販売強化などを実施した。土地販売を含む販売棟数は3,179棟(同588棟増)となり、その結果セグメント売上高は1,013億4,884万円(同30.9%増)、利益は122億4,936万円(同78.6%増)と大きく増加した。

 注文住宅事業は、不動産事業者向けの注文住宅の受注拡大に力を入れた。販売棟数は176棟(同67棟増)。セグメント売上高は14億6,145万円(同1.6%増)、利益は2億4,519万円(同3.6%減)となった。

 次期(22年3月期)については、売上高1,850億円、営業利益154億円、経常利益152億円、当期純利益100億円を見込む。


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