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国交省、新たな無電柱化推進計画を策定

 国土交通省は25日、令和3(2021)年度を初年度とする新たな「無電柱化推進計画」を策定・発表した。

 25年度までの5年間の基本的な方針として、毎年電柱が7万本増加している現状を踏まえ、今年度中に削減に向けた対応方策をとりまとめるとした。また、令和7(25)年度までに約2割のコスト縮減、発注の工夫などにより事業のスピードアップを図り事業期間を現行の平均7年から平均4年に半減させることに取り組む。

 無電柱化の推進にあたっては、新設電柱を増やさないこと、特に緊急輸送道路については電柱減少を進めることを明記した。

 まちづくり等の計画においても無電柱化を位置づけ、地域のにぎわいを創出するような道路空間の整備を推進していくこと、無電柱化の実施機会に舗装、照明などのデザインの刷新や自転車通行空間の確保といった道路空間のリデザインを推進することなどを方針として掲げている。 

 「無電柱化推進計画」の全文はホームページを参照。


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