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施設休館等が響き減収/森ビル21年3月期

 森ビル(株)は25日、2021年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(20年4月1日~21年3月31日)は営業収益2,300億円(前期比8.0%減)、営業利益509億円(同22.6%減)、経常利益485億円(同20.0%減)、当期純利益314億円(同0.2%増)。

 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの通期稼働やオフィス住宅の高稼働・高単価を実現できたものの、コロナ禍による施設休館等が響き減収となった。セグメント別の営業収益は、賃貸1,571億円(同2.8%減)、分譲419億円(同3.2%増)、施設営業が129億円(同56.0%減)、海外241億円(同1.6%増)。

 次期は、コロナ禍が徐々に収束していくことを前提に、営業収益2,470億円、営業利益520億円、経常利益490億円、当期純利益340億円と増収増益を見込む。


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