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オフィス投資インデックス、引き続き低下

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は27日、2020年12月末の「JREI オフィス投資インデックス(JOIX)」を公表した。全国13都市81ゾーンに設定した地価公示地点からオフィスビル適地を選定し、当該地点上に最有効使用のオフィスビルを設定、調査したもの。半期(6・12月末)ごとに実施している。

 総合収益率(インカム収益率+キャピタル収益率)は、新型コロナの影響で東京都心5区が1.72%(前期比3.31ポイント低下)、大阪市1.21%(同6.88ポイント低下)と、いずれも前期比での低下が継続した。

 インカム収益率(純収益÷期首の資産価値)は、東京都心5区は4.56%(同0.27ポイント低下)、大阪市5.85%(同0.67ポイント低下)。いずれも空室率の上昇でわずかに低下となった。

 キャピタル収益率(【期末の資産価格-期首の資産価格】÷期首の資産価格)は、東京都心5区がマイナス2.84%(3.04ポイント低下)、大阪市がマイナス4.65(同6.23ポイント低下)。いずれも大きく低下し、マイナスとなった。


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