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マンションでAI活用した管理サービス/小田急不

「ODA LAVI」スマートフォン利用イメージ

 小田急不動産(株)と(株)小田急ハウジングは7日、同社グループで分譲・管理する新築分譲マンション「リーフィア」シリーズに、AIを活用したマンション管理サービス「ODA LAVI(オダラビ)」を導入すると発表した。マンション向けインターネットサービスプロバイダである(株)ファミリーネット・ジャパン(東京都港区、代表取締役:黒川 健氏)とともに取り組む。

 スマートフォンの専用アプリを用いて、365日24時間、居住者からの問い合わせに対応するサービス。日本語、英語、中国語、韓国語の4ヵ国語に対応予定。「ゴミ出しのルールについて確認したい」等の日常的な問い合わせから、「管理組合の総会議事録を確認したい」、「駐車場の利用申し込みがしたい」等の要望にも応える。アプリを通じ、入居者から管理会社にメッセージを送ることも可能とする。

 入居者の利便性向上、管理員の人手不足等のマンション管理業界の課題、コロナ禍における非対面型受け付け業務へのニーズ等に対応することが目的。

 初弾導入物件は、「リーフィアレジデンス狛江スタイルアベニュー」(東京都狛江市、総戸数61戸、竣工2021年6月下旬予定、引き渡し同年12月上旬予定)。第2号物件は「リーフィアレジデンス杉並 井草森公園」(東京都杉並区、総戸数133戸、竣工22年6月下旬予定、引き渡し同年7月下旬予定)。その後も、自社で分譲する新築マンションに継続して導入する計画。小田急ハウジングが管理業務を受託しているマンションについても、管理組合に導入を提案する。


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