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管理業の発展、DX推進等を目指す/管理協が総会

 (一社)マンション管理業協会(理事長:岡本 潮氏)は8日、第一ホテル東京(東京都千代田区)で定時総会を開催。2020年度の事業報告および決算の承認、21年度の事業計画の報告を行なった。

 21年度は、中期事業計画(18~22年)で掲げたミッション「マンション管理業の成長発展・社会的評価の向上」「業界従業者の処遇の改善・社会的地位の確立」に向けた施策を、マンションに関係するあらゆる機関と連携し推進していく。

 「マンション管理業の成長発展・社会的評価の向上」では、業界横断の「マンション管理適正評価研究会」でとりまとめた内容に基づき、業界の自主的取り組みに向けた検討を継続して実施。コンプライアンス体制の強化・深耕、防災・減災への取り組み、管理組合の「マネジメント」サポート機能の強化等を目指す。

 「業界従業者の処遇の改善・社会的地位の確立」については、労働生産性の向上を意識した管理業務品質の維持向上に努める。IT活用・DX化の推進では、IT重説等やITを活用した理事会・総会のほか、業界における先進事例の収集・情報共有を実施。会員の業務効率化および業界全体のDX推進を図る。また、マンション管理適正化法の改正を踏まえ、国・地方公共団体と連携し、マンションの適正な管理の推進に資する施策の検討も行なっていく。


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