不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

開発物件売却で大幅増収増益/CRE 21年7月期3Q

 (株)シーアールイーは11日、2021年7月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(20年8月1日~21年4月30日)は、売上高409億3,300万円(前年同期比132.4%増)、営業利益60億7,400万円(同416.2%増)、経常利益58億2,500万円(同444.7%増)、当期純利益41億4,400万円(同421.6%)と大幅な増収増益となった。

 不動産管理事業では、高稼働・収益性の向上を目指した結果、4月末時点の管理面積は約172万坪。マスターリース物件が高稼働を維持したこと等により安定収益を得られた。また、私募ファンドに保有物件を売却したこともあり、セグメント売上高は186億699万円(同10.0%増)、営業利益18億2,217万円(同15.8%)だった。

 物流投資事業については、開発した3物件をCREロジスティクスファンド投資法人に売却。リノベーション物件を私募ファンドに売却したことなどにより、セグメント売上高218億1,683万円(前年同期:売上高4,808万円)、営業利益46億2,886万円(同:営業損失1億4,271万円)。

 通期業績については売上高461億円、営業利益50億円、経常利益45億円、当期純利益29億円を見込む。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら