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友人・家族との外出「減った」が9割に

 (株)フージャースケアデザインは22日、「コロナ禍でのシニア調査」結果を発表。5月19~28日に、同社が分譲したシニア向け新築マンションに入居する50~80歳代の男女を対象に調査をしたもので、有効回答数は216。

 日常の店舗での買い物の回数については、最多が「週3回」(26.3%)で、次いで「週2回」(26.0%)、「週1回」(25.4%)の順であった。コロナ前との比較では回数が「減った」という回答が63%を占めている。一方で「増えた」も26%となり、外食などが困難となったために家庭内での食事の食材調達などが影響している様子がうかがえる。

 友人との交流については、外出が「減った」が94%に。メール・LINEが「増えた」が69%、「減った」が24%に。電話は「増えた」が47%、「減った」が46%と拮抗している。

 家族との交流についても、外出が「減った」が90%。メール・LINEが「増えた」が62%で「減った」が24%、電話が「増えた」が50%、「減った」が43%と、類似した傾向を示した。

 ネットショッピングについては、53%が「利用しない」と回答。「増えた」は41%、「減った」は2%、「変わらない」は4%に。お中元やお歳暮等の贈答品の購入については、「ネット注文」は16%であった。

 なお、スマートフォンの所有率は76%となり、4人に3人がスマホユーザーであることが判明。動画配信サービスの利用率は約3割を占め、利用者のうちYouTube利用割合は84%であった。


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