積水化学工業（株）住宅カンパニーは24日、セキスイハイム誕生50周年記念「全国一斉まちづくりプロジェクト」として、「スマート＆レジリエンス」をコンセプトにした戸建て分譲地を、全国10ヵ所（約300区画）で販売すると発表した。
建物はZEH仕様を標準都市、太陽光発電システム（以下PV）、蓄電池、HEMSの3点セットを備えた「スマートハイム」を搭載する。また、抗ウイルスフィルターを採用した換気・空調システム「快適エアリー T-SAS（ティーサス）」も標準仕様とする。
豪雨災害等への備えとして、雨水を地下に貯留・浸透させる「クロスウェーブ」、または「コンパクト雨水浸透マス・有孔管」を採用。防犯対策として、センサーで人の動きや窓の開閉等を検知して警報ブザーやスマートフォンへ通知をする設備も装備する。
景観整備のため、「まちづくりデザインガイドライン」を格分譲地で策定。外構や植栽など、まちの特性に合わせてルールを作る。
引き渡し後も、「60年・長期サポートシステム」として、60年にわたる定期診断を無償で提供。リフォーム、住み替え等もセキスイハイムグループでサポートする。
2021年度は福岡、兵庫等6ヵ所で、22年度は和歌山、京都等4ヵ所で計画を展開する。