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スターツ、災害対策施した注文住宅新商品

「応災の家」外観イメージ

 スターツホーム(株)は6月30日、戸建住宅の災害対策施した住宅商品「応災の家」の販売を開始したと発表。同社で注文住宅を新築するユーザーに対し、オプションプランとして提案する。

 地震・風害・水害などさまざまな災害を想定し、家族の命を守ることができる設備を選定。災害後も自宅避難ができるように暮らしを守る工夫を組み込んだ。住まいづくりの段階から対策を施すことで、顧客の災害に対する不安を解消する。水害時に基礎内の排水処理を行なう「基礎孔排水」や、制震システムを標準装備。その他の商品はオプションとして、顧客が必要な設備を選ぶ。首都圏を中心に販売していく。

 災害時にも電気供給を継続できるように、太陽光発電システム、蓄電池、停電しても電気が使える「災害時給電システム」、停電・災害時でもお湯が出る「ガス・電気併用給湯器」などを用意した。

 また、建物の倒壊や二次災害を防ぐため、感震ブレーカー、耐風シャッター、地震力を軽減する軽量屋根材を用意。外出先から自宅の状態確認や水害時のシャッター開閉などができるIoT、浸水リスクを軽減する高基礎、免震システムなども提案する。


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