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オンラインで心と体のパーソナルケアサービス/東急不G

発表会でのデモの様子。左下のスマホに向かって、ビューティートレーナーが指導(モニターに映っているのがユーザー)

 (株)東急スポーツオアシスは、大手スポーツクラブでは初となる“チーム型”オンライントレーニングサービス「weltag(ウェルタッグ)」の提供を、7月中旬より開始する。

 同社は6月に、「ジム運営会社」から「ウェルビーイング総合カンパニー」への業態変革を発表した。コロナ禍で市場規模が縮小し同社ジムでも退会者が増加している一方で、運動不足や健康二次被害懸念で「家トレ」ニーズが急伸。加えて先行きが見通せない社会への不安やストレスなどメンタル面での健康維持の重要性が高まってきている。そうした状況を受け、従来の店舗型事業に加え、「ホームフィットネス事業」「デジタルヘルス事業」「BtoB/BtoG事業(健康経営コンサルティング)」の4事業を柱に、企業ミッションとして「Well-being First!」を打ち出した。

 今回、その一環で、新たなオンラインサービスを開発。従来のパーソナルトレーナー、ヨガ・ピラティストレーナーなど運動を中心にしたトレーナーだけでなく、管理栄養士、臨床心理士、理学療法士、エステティシャンなど、メンタルや栄養面で健康を支えるプロフェッショナルを用意し、顧客の求める「健康」を提供するために、顧客専門のチームを構築。パーソナルトレーナーとのビデオ通話、セッションを補完するメールでの日常的なやりとりを中心に、アプリを通じてオンラインで心と身体の両面から健康を支援するサービスを提供する。関わるトレーナー同士は、ユーザの「健康カルテ」を共有し、チームとして継続的に健康サポートを行なっていく。

 料金は、月1回のLITEが月額4,500円、月2回のSTANDARDが月額8,500円、月4回のPREMIUMが同1万5,400円。プロフェッショナルは、当初は同社ジムに所属する全8ジャンル約200人でスタート。今後は、アスリートへの教育事業やキャリア支援事業などを行なう(一社)APOLLO PROJECT(東京都中央区、代表理事:山内貴雄氏)と連携するなどし、22年末に2,000名を目標に拡充していく。
 利用者数については、2015年より提供するトレーニングアプリ「WEBGYM」の利用者が現在66万人となっていることから、3年で同等数の利用を目標とするとした。

アプリ使用イメージ


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