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盛土の可能性のある箇所をデジタルマップ2時期比較で抽出

 国土交通省は9日、静岡県熱海市での土石流災害を受け、今後の盛土の点検の参考となるよう、整備済みのデジタルマップを利用した全国における概略的な盛土可能性箇所の抽出を行なうと発表した。

 国土地理院において、作成時期の異なる基盤地図情報数値標高モデルのデータを比較することにより、一定以上標高に変化のある箇所を盛土の可能性(標高差+5m以上)のある箇所として抽出する。抽出した箇所については、関係省庁や地方公共団体に提供する予定で、盛土の点検の実施については、今後、関係省庁と連携しながら進めていく。


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