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21年5月の建設総合統計、出来高は微増

 国土交通省は20日、2021年5月の「建設総合統計」を発表した。建築着工統計調査、建設工事受注動態統計調査から得られる工事費額を着工ベースの金額として捉え、工事の進捗に合わせた月次の出来高に展開し、月ごとの建設工事出来高として推計している。

 同月の出来高総計は、3兆8,518億円(前年同月比0.5%増)となった。

 民間の出来高総計は、2兆3,368億円(同0.6%増)。内訳は、建築が1兆9,115億円(同0.1%減)、うち居住用が1兆1,766億円(同1.7%増)、非居住用7,349億円(同2.8%減)。土木は4,253億円(同3.9%増)だった。

 公共の出来高総計は、1兆5,150億円(同0.3%増)。内訳は、建築が3,080億円(同3.9%減)、うち居住用が302億円(同19.2%減)、非居住用が2,778億円(同1.9%減)、土木が1兆2,069億円(同1.5%増)だった。


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