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既存マンション価格天気図、「晴」が減少

 (株)東京カンテイは27日、2021年6月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表示している。

 同月は「晴」が21地域(前月22地域)に減少し、「雨」が3地域で変わらずだった。「曇」は4地域(同6地域)で減少。「小雨」は5地域(同4地域)と増加した。「薄日」は14地域(同12地域)に増加した。

 全国で天候が改善した地域数は10地域(同6地域)に増加。横ばいは26地域(同35地域)で大きく減少。悪化は11地域(同6地域)に増加した。

 三大都市圏では、首都圏は全都県「晴」で安定。近畿圏は京都府と兵庫県で「晴」が「薄日」に転じた。中部圏は三重県と静岡県で好転し、地方中枢都市はすべての都市が前回と同様となった。


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