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大阪・西淀川区にマルチテナント型物流施設

「CPD西淀川」外観完成イメージ

 (株)センターポイント・ディベロップメントはこのほど、マルチテナント型物流施設「CPD西淀川」(大阪市西淀川区)に着工した。

 開発地は国道43号線に至近で、阪神高速3号神戸線と同5号湾岸線の両方の高速を利用し広域配送が期待できる立地。さらに伊丹空港・大阪港・神戸港といった大阪・神戸エリアを包含する配送拠点としても優位性が見込まれる。
 さらに梅田エリアへは約7km、新大阪エリアへは約10kmと近接しているほか、阪神なんば線「出来島」駅から徒歩10分、阪神電気鉄道本線「千船」駅徒歩12分と、雇用確保の点でも有利な立地。

 敷地面積は1万5,336.10平方メートル、鉄骨造4階建て、延床面積は3万1,136.81平方メートル。1平方メートル当たりの床加重は1.5t、柱スパンは11.2m×10.4m、梁下天井有効高5.5m。1階には22台のトラックバースを設け、庫内には荷物用エレベーター2基、垂直搬送機5基を設置し、多様な荷物に対応すると共に効率的な貨物の搬送・保管を実現する。

 外壁には断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用するほか、全館LED照明としており、CASBEE「Aランク」の評価を取得している。

 竣工は2022年9月30日の予定。


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