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八丁堀に新ブランド「S-GATE FIT」開発

「S-GATE FIT八丁堀」外観イメージ

 (株)サンケイビルは27日、新オフィスブランド「S-GATE FIT(エスゲート フィット)」を立ち上げ、初弾となる「S-GATE FIT八丁堀」(東京都中央区)の開発に着手したと発表。

 同社では、2015年よりミッドサイズオフィスビル「S-GATE」シリーズを展開。これまで7棟を開発してきた。「S-GATE FIT」は1フロアの事務所面積を100坪前後として開発するオフィスブランド。エリアに“FIT”する適正なサイズ感で、個別のニーズに対応する柔軟性を備えたオフィスとして供給する。

 1フロア1テナントを想定。エントランス内装と事務室のブラインドに木調を取り入れたナチュラルデザインを採用し、エントランスにはニュースや天気予報などの情報を配信する“デジタルサイネージ”を設置する。さらに入居者専用屋上テラスなどを開設し、多様化する働き方に対応する。

 貸室内の空気を1時間に2回入れ替える機械換気システムを取り入れるほか、2方向の壁に自然換気用窓を設置、非接触で操作できるエレベーターの採用など、感染症対策も行なう。

 「S-GATE FIT八丁堀」は、JR・東京メトロ「八丁堀」駅徒歩2分、東京メトロ「茅場町」駅徒歩7分。敷地面積約336平方メートル、鉄骨造地上9階建て。基準階面積は約224平方メートル。竣工は22年2月末の予定。

 なお、「(仮称)S-GATE FIT 八丁堀II」(東京都中央区、22年9月竣工予定)、「(仮称)S-GATE FIT 日本橋馬喰町」(東京都中央区、23年5月竣工予定)についても開発を進めている。

「S-GATE FIT八丁堀」エントランスイメージ


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