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マンション購入意欲、東京23区中心に回復

 スタイルアクト(株)は29日、「第54回マンション購入に対する意識調査」の結果を発表した。

 同社サイト「住まいサーフィン」の登録会員27万人のうち、直近3ヵ月間で新築マンションの販売センターを訪問した経験がある人を対象に調査。今回の調査期間は7月7~13日で、サンプル数は307件。

 マンション購入意欲については、「増えた」が31.9%(前回調査(21年4月)比5.2ポイント上昇)、「横ばい」が58.6%(同2.8ポイント下落)、「減った」が9.4%(同2.5ポイント下落)。減少が10%を切り、購入意欲が回復していることが分かる。東京23区では「増えた」が36.0%、「横ばい」が59.0%、「減った」が4.9%。その他エリアは、「増えた」が27.4%、「横ばい」が58.2%、「減った」が14.4%。同社は「すでにコロナは関係なくなってきている」とみている。

 「売り時DI」(「売り時だと思う」から「売り時だと思わない」の数値を差し引いて算出した値)は59.0(同3.6ポイント上昇)とコロナ前の数値まで上昇。東京23区では67.1、その他では49.9だった。


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