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三井不リアル、事業用土地のマッチングサービス開始

「ALZO(アルゾ)」ロゴ

 三井不動産リアルティ(株)は5日、首都圏で土地オーナーと事業用土地等を探す事業者をマッチングする土地活用サービス「ALZO(アルゾ)」を開始した。

 同社の駐車場事業「三井のリパーク」では、これまではオーナーから依頼があっても、土地の立地や面積・形状などによっては、駐車場としての活用が難しいケースも多く、営業担当者が個別に新たな土地活用を提案してきた。近年は、小売店、飲食店はもちろん、シェア農園、シェアサイクル、コンテナ・ストレージなど、さまざまな事業用土地の賃貸ニーズが高まっていることから、マッチングサービスとして事業化した。

 オーナーにヒアリングの上、提携事業者(現時点で約70社)向けの専用Webサイトに、面積などの基本情報、建築の希望有無、既存施設の利用状況、希望契約年数などの情報を登録。事業者は、Webサイト上に登録された情報の検索と土地所有者への事業提案のリクエストなどが可能になる。同社の担当者は、情報登録から提案オファーのとりまとめ、オーナーへの提案内容の報告、提案面談のセッティング、賃貸仲介など、トータルでサポートする。

 今後は全国展開も視野に入れ、今年度中に提携事業者数150社を目指す。


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