サンネクスタグループ(株)は10日、2021年6月期決算(連結)を発表した。
当期(20年7月1日~21年6月30日)の売上高は85億1,900万円(前期比1.2%減)、営業利益8億3,600万円(同2.3%減)、経常利益9億600万円(同0.4%増)、当期純利益5億3,500万円(同4.7%減)。
社宅マネジメント事業は、コロナ禍による営業活動の制限やテレワーク導入による働き方の変化により、新規受注と稼働の遅れが生じた。また、転勤シーズンでは、顧客企業の一部が異動を抑制したことから、手数料収入が減少し、売上高41億5,800万円(同0.3%減)、営業利益14億1,900万円となった。
マンションマネジメント事業は、施設管理の新規受託は順調に推移したものの、マンション管理は不採算物件の受託見直しを進めたことや、コロナ禍で新規受注活動に遅れが生じマンション管理戸数は微増にとどまった。また、修繕工事関係では実施時期の期ずれや、前期の自然災害による修繕工事の件数の減少もあり、売上高39億5,500万円(同4.0%減)、営業利益1億7,700万円となった。
次期は、売上高96億円、営業利益8億8,000万円、経常利益9億1,000万円、当期純利益5億9,000万円を見込む。

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