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ホテル需要厳しく営業収益17%減/JHR12月期中間

 ジャパン・ホテル・リート投資法人(JHR)は25日、2021年12月期中間決算を発表した。

 当期(21年1月1日~6月30日)は、営業収益45億8,900万円(前年同期比17.1%減)、営業損失6億9,900万円(前年同期:営業利益3億2,500万円)、経常損失14億8,800万円(同:経常損失5億5,000万円)、当期純損失14億8,800万円(同:純損失5億5,100万円)。同投資法人は1年決算であるため中間期での分配金はなし。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、依然として厳しい状況。21年上半期の訪日外国人数が推計9万6,000人と前年から97.6%減少、19年の同期からは99.4%減少していることに加え、国内需要も低迷した。そうした中、人件費や外注費の大規模リストラを継続。ホテルの賃借人変更やリブランドなどを行ない、運営改善・収益向上を目指した。期末のポートフォリオは26物件、総額2,751億6,000万円となった。

 通期業績予想については、コロナ感染拡大の影響でホテルの業績を見積もることが困難であるため、未定とした。


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