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プレイスメイキングの進め方等、とりまとめ内容を更新

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は、かねてより「プレイスメイキング」の考えを取り入れた公共空間をつくる手法を整理し、中間とりまとめとして作成・公開しているが、この中間とりまとめの内容を更新。14日にその内容を公開した。

 UR都市機構は「プレイスメイキング」を、ひとの欲求やひとの活動から公共空間のあり方を考え、「居心地がよく、使われる公共空間をつくる」手法と定義。この考えを取り入れたまちづくりを実践している。具体的には、誰もが自由に利用できる公園や駅前広場といった公共空間を、ユーザー目線に立って、居心地よく、使われやすい空間づくりを実施。このことで、他者やまちとのかかわりが生まれるような場所とすることを目指している。

 今回の更新では、「まちの改善に向けたプレイスメイキング検討会」(座長:筑波大学芸術系准教授・渡 和由氏)での意見を踏まえ、プレイスメイキングの進め方における順序・構成を見直したほか、プレイスメイキングにかかるまちづくりの概念・思想の追加などを行なった。

 なお、更新した中間とりまとめは、ホームページより閲覧・ダウンロードが可能。


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