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首都圏既存マンション価格、4ヵ月連続のプラス

 (株)東京カンテイは21日、2021年8月の三大都市圏における中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。

 首都圏の既存マンション価格は4,243万円(前月比0.6%上昇)と4ヵ月連続でプラスとなった。都県別では、東京都は5,827万円(同0.5%上昇)と14ヵ月連続の上昇。神奈川県3,200万円(同1.7%上昇)、埼玉県2,573万円(同1.7%上昇)と、上昇傾向で推移した。千葉県2,342万円(同0.3%下落)と、4ヵ月ぶりに反落したが、価格自体は前年同月より10%以上高い水準を保った。

 近畿圏は主要エリアが揃って強含み、2,634万円(同0.6%上昇)と10ヵ月連続のプラスとなった。大阪府は2,859万円(同0.6%上昇)と7ヵ月連続の上昇。兵庫県は2,295万円(同0.7%上昇)と引き続き上昇したことで、再び直近の最高値を更新した。

 中部圏は2,141万円(同1.2%上昇)、愛知県は2,264万円(同1.4%上昇)と、ともに上昇傾向に。


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