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首都圏既存マンション成約単価、17ヵ月連続で上昇

 (公財)東日本不動産流通機構は11日、2021年9月の首都圏不動産流通市場動向を公表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,176件(前年同月比4.6%減)と3ヵ月連続で前年同月を下回った。都県別では、東京都1,610件(同6.0%減)、埼玉県390件(同0.8%増)、千葉県403件(同1.9%減)、神奈川県773件(同5.4%減)となった。

 1平方メートル当たりの成約単価は62万1,300円(同11.0%上昇)となり、17ヵ月連続で上昇。平均成約価格は3,985万円(同7.9%上昇)と、16ヵ月連続上昇となった。新規登録件数は1万3,637件(同7.0%減)、在庫件数は3万4,742件(同15.5%減)。

 既存戸建ての成約件数は1,225件(同5.0%減)と、2ヵ月連続で前年同期を下回った。平均成約価格は3,487万円(同9.8%上昇)と、11ヵ月連続で上昇した。


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