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プレハブ住宅の完工件数、前年度比12.9%減

 (一社)プレハブ建築協会は15日、2020年度の「プレハブ住宅完工戸数実績調査及び生産能力調査報告書」を発表した。同協会会員に向けて調査しているもので、今回の調査時期は21年5~6月。回答企業は77社。

 同年度に完工したプレハブ住宅の戸数は11万8,228戸(前年度比12.9%減)だった。全新設住宅着工戸数に占めるプレハブ住宅のシェアは、14.6%(同0.8ポイント減)と減少した。

 階層・建て方別完工戸数では、戸建住宅は4万2,652戸(同10.9%減)と2年連続で減少。低層共同建て住宅は2万6,103戸(同23.5%減)、中高層共同建て住宅は4万9,473戸(同8.0%減)。

 賃貸住宅完工戸数は6万1,230戸で、全賃貸住宅着工戸数に占めるプレハブ住宅の割合は20.2%。長期優良住宅は3万6,492戸で、プレハブ住宅完工戸数全体の30.9%を占めた。ZEH(戸建て)は2万6,883戸で、戸建てプレハブ住宅全体の63.0%を占めた。


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