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大幅な増収増益/三栄建築設計21年8月期

 (株)三栄建築設計は14日、2021年8月期決算(連結)を発表した。

 当期(20年9月1日~21年8月31日)は、売上高1,340億3,600万円(前期比16.6%増)、営業利益116億5,300万円(同46.3%増)、経常利益118億5,000万円(同64.8%増)、当期純利益75億7,200万円(同85.8%増)と、大幅な増収増益で着地した。

 主力の不動産分譲事業では、戸建分譲販売件数が1,990件(同294件増)と増加。分譲連結子会社でのワンルームマンション販売も319件(同3件増)と微増した。販売用アパートなども堅調に推移したことから、セグメント売上高1,007億6,200万円(同17.8%増)、営業利益125億3,000万円(同61.8%増)となった。

 このほか、不動産販売事業は前期の大型案件売却の影響で減収減益。不動産請負事業は前期からの個人受注への切り替えが奏功し、大幅な増収増益を達成した。

 次期(22年8月期)については、売上高1,541億円、営業利益120億200万円、経常利益112億1,300万円、当期純利益70億5,400万円を見込む。


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