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帝国ホテル東京、建て替え後のデザイン案が決定

田根氏による建て替え後の「帝国ホテル 新本館」イメージ

 (株)帝国ホテルは27日、2036年に建替完成予定の帝国ホテル 東京 新本館(東京都千代田区)のデザインに、フランス在住の建築家・田根 剛氏のデザイン案を採用すると発表した。

 同社は3月25日に帝国ホテル 東京の建替計画実施方針を決定。本館は敷地面積約1.2ha、31~36年度に建替工事を実施し、単独棟のグランドホテルの建設を予定している。デザインアーキテクト選考については、国際的に活躍する国内外の建築家を候補にコンペティションを実施。田根氏は、独自のアプローチとして、同ホテルだけでなく「ホテル業」についても考察。賓客を迎え入れる「宮殿」の構えと人類の進歩の象徴としての「塔」のイメージを組み合わせて提案した。

 なお、新タワー館は敷地面積約1.1ha、オフィス・商業、サービスアパートメント等で構成し、30年度の完成を見込む。

 総事業費は約2,000~2,500億円を見込む。


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