三菱地所（株）およびTrip.com Group Limitedは9日、業務連携協定を締結したと発表した。
三菱地所は、2018年度より空港運営事業を本格稼働しており、コロナ禍でも将来の旅行需要の喚起を企図したキャンペーンを開催するなど、地域観光市場を支援してきた。Trip.com Groupは、日本市場において、観光需要喚起事業「Go To トラベル」に参画。各自治体および公共団体・観光行政と連携をとりながら、さまざまなプロモーションを展開した。
今回の協定に基づき、両社協働でのプロモーションを実施。三菱地所グループのアセットを活用した新たな旅行商品を開発するほか、同社グループが運営に携わる空港へのエアライン誘致など、地域の観光需要を喚起していく。
協働施策第1弾として、Trip.com Groupのプラットフォーム上に三菱地所関連の空港が所在する地域の観光情報を掲載。三菱地所関連施設に設置されているサイネージで、Trip.com Groupのサービスを紹介する。また、Trip.com GroupのECサイトを活用し、中国国内に向けた越境ECサービスの立ち上げや、訪日観光客向けツアーなどの旅行商品の開発等を検討する予定。