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池上線「長原」駅改修PJが竣工/東急

「長原」駅イメージ

 東急電鉄(株)、東急(株)は6日、池上線長原駅改修プロジェクト「木になるリニューアル」(東京都大田区)を12月下旬に竣工すると発表した。

 「長原」駅は、1967年に開業。50年以上経過したことから、池上線沿線の温かさやぬくもりのあるデザイン・素材を採用して、駅舎等を改修する。
 環境配慮の取り組みとして、駅舎や改札外新店舗に、東京都多摩地区で生産された多摩産材を使用する。これにより、CO2約1tを固定化し、CO2排出量を抑制する。同事業の一部は東京都の補助事業「木の街並み創出事業」の採択を受けて実施する。

 また、資源循環型まちづくりの一環として同駅構内で、イベント「きになるフードロス」も実施する。同イベントは、「長原」駅と池上線沿線の全4店舗から販売しきれなかった消費期限内の商品を集荷し、同駅構内で販売するもの。フードロスへの対策だけでなく、店舗の食品廃棄の手間削減にも貢献する。期間は12月13~23日。

 両社は今後も資源循環型まちづくりの実現を目指し、東急線沿線のサステナブルなまちづくりを推進していく。


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