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黒字に転換/土屋HD21年10月期

 (株)土屋ホールディングスは14日、2021年10月期決算(連結)を公表した。

 当期(20年11月1日~21年10月31日)は、売上高310億5,100万円(前期比8.0%増)、営業利益5億9,000万円(前期:営業損失5億100万円)、経常利益6億4,700万円(同:経常損失4億3,400万円)、当期純利益4億7,700万円(同:純損失7億8,800万円)と黒字転換した。

 主力の住宅事業では、ウェブによる販促キャンペーンなどが奏功して受注が好調に推移。売上高は214億2,700万円(同10.8%増)と二けた増を記録した。また、前期に実施した拠点の統廃合とモデルハウス撤退による固定費削減等によって営業利益は3億2,500万円(同:営業損失5億8,200万円)となった。

 不動産事業については、仲介取扱件数の増加によって手数料収入が増加したものの、販売用不動産の売上高は減少。売上高は50億7,200万円(同1.3%減)、営業利益は3億6,800万円(同17.4%増)。

 次期(22年10月期)については、売上高330億円、営業利益6億3,000万円、経常利益6億9,000万円、当期純利益5億円を見込む。


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