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マンションストック長寿命化等モデル事業、5件採択

 国土交通省は17日、「マンションストック長寿命化等モデル事業」(令和3年度第3回)の採択プロジェクトを公表した。

 今後、急増する高経年マンションについて、適正な維持管理を促進し、長寿命化に資する改修や建て替えの促進を目的に、先導性の高いマンション再生プロジェクトを支援する取り組み。

 募集期間は2021年10月15日~11月12日。事業前の立ち上げ準備段階に支援する「計画支援型」と、長寿命化等の改修工事や建替工事の実施段階に支援する「工事支援型」の2つのタイプを募集した。

 「計画支援型」は、(株)地域計画建築研究所「下野池第2住宅」(大阪府)、(株)URリンケージの「上高田四丁目団地」(東京都)の2件を採択。「工事支援型」は、三菱地所レジデンス(株)の「第7宮庭マンション」(東京都)、住友不動産(株)の「多摩川住宅ホ号棟」(同)、パーク・エステート上板橋管理組合の「パーク・エステート上板橋」(同)の3件を採択。「高齢者向け住宅や医療モール等の地域貢献機能の導入」「地区計画に基づいた公園、広場、コミュニティ街路をバランス良く配置するとともに、従後の建物は長期優良住宅、CASBEE Aランクの水準の確保」などを評価している。


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