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千葉県香取市で二地域居住体験できる宿泊拠点

「TENJIKU香取」外観

 日鉄興和不動産(株)は、同社が出資する(株)SAGOJO(東京都渋谷区、代表取締役:新 拓也氏)が運営する無料宿泊サービス「TENJIKU」の13拠点目「TENJIKU香取」(千葉県香取市)の開業を発表した。

 「TENJIKU」は、全国各地にある施設を、一定のスキルを持った人材が「地域のお手伝い」(2~4時間程度の農作業等)を行なうことで、無料で宿泊できるサービス。これまで、奈良県吉野町、京都府京丹後市、山口県下関市などで展開している。日鉄興和不動産では、二地域居住等の体験の場として、分譲マンション「LIVIO(リビオ)」の入居者向けに特別プランを用意し、提案している。

 「TENJIKU香取」は、JR成田線「大戸」駅から徒歩15分の立地。広さ120平方メートル(4LDK)、築50年の平屋建て。地域住民の協力を得てDIYも取り入れながらリノベーションした。広い和室や縁側、板張りのリビングが特徴で、Wi-Fiやキッチン設備を整備したほか、レンタカー・サイクルも用意した。同社は企画やリノベーションのサポートも行なっている。

 入居者向けには2022年1月11日より同施設の案内を開始する。宿泊するにあたっての手伝いとしては町の魅力をPR活動(SNSやブログの執筆、動画撮影など)、農作業・古民家リノベーション作業など。利用人数は1組4人まで。

 なお、「LIVIO」の共用スペースで香取市等をテーマにしたイベントの開催や地域の特産品(野菜・加工品など)の出張販売なども予定している。


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