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豪州初進出、シドニー近郊に分譲住宅/三井不

外観完成イメージ

 三井不動産(株)は11日、「MITSUI FUDOSAN AUSTRALIA PTY.LTD.」(オーストラリア三井不動産、豪・シドニー)を通じて、オーストラリアに初進出すると発表した。同国有力ディベロッパー「Frasers Property Australia Pty.Ltd.」(オーストラリア・シドニー)を共同事業者に、ニューサウスウェールズ州シドニー近郊マッコーリーパーク地区において分譲住宅開発事業「MAC」に参画する。

 同事業は、分譲住宅約2,200戸、公営住宅約1,100戸および学校などの各種施設を一体整備するMidtown開発計画における第1期分譲住宅。シドニー中心部より北13kmのマッコーリーパーク地区ミッドタウンに位置しており、シドニーメトロNorthwest線「Macquarie Park」駅徒歩5分に立地。周辺には国内有数の大学や、グローバル企業本社、州内最大規模の商業施設などが集積し、幹線道路へのアクセスも容易。鉄道やバスなどの公共交通機関の便もよく、生活利便性の高いエリアとなる。

 敷地面積約3,100平方メートル、延床面積約2万1,600平方メートル、鉄筋コンクリート造地上24階建て。住宅総戸数269戸、専有面積43~131平方メートル。ファミリー層を主なターゲットとし、1階に児童保育施設を誘致。ソーラーパネル、機能性ガラスやスマートメーターの設置などにより環境性能認証Green Starの5Starも取得する予定。

 2021年10月に着工済で、竣工は23年の予定。


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