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TDB景気動向指数、不動産は4ヵ月連続改善

 (株)帝国データバンク(TDB)は11日、2021年12月の「TDB景気動向調査」結果を発表した。有効回答数は1万769社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は43.9(前月比0.8ポイント増)と、4ヵ月連続で改善。業界別では、51業種中29業種で新型コロナショック前の20年1月の水準を上回った。今後は、変異株の感染動向に左右されつつも、緩やかな回復傾向が続くと見ている。

 「不動産」は46.7(同2.0ポイント増)で、4ヵ月連続の改善。「在宅勤務で通勤日数が減少した影響で、割高な都内ではなく、安い郊外に住宅を購入する人が増加中」「年末ということもあるが人が戻って来た。活気が出てきている」「既存マンション業界も流通が活況」といった声が聞かれた。


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