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東京・日野で等価交換によるマンション着工/旭化成レジ

「豊田南口駅前86街区プロジェクト」完成予想図

 旭化成不動産レジデンス(株)は14日、分譲マンション事業「豊田南口駅前86街区プロジェクト」(東京都日野市、総戸数68戸)の着工を発表した。

 JR中央線「豊田」駅徒歩1分に立地。建設地は区画整理事業が行なわれてきたエリアで、敷地面積956平方メートル。鉄筋コンクリート造地上12階建て、延床面積6,315.02平方メートル。

 同社が地権者13名と共同で行なう都市共同化(等価交換)事業で、住戸(63戸)と店舗(5区画)で構成する。換地後の単独の敷地では高度利用に限りがあるため、権利者の敷地を合わせて共同住宅を建築する。
 再開発事業と比べ、検討開始から竣工までに要する期間が短く、権利者の仮住まいなどの負担が少ないメリットがある。また、レジリエンス性の高い建築が早期にできることから、都市共同化事業を実施することとなった。地元協議会の検討を経て、2019年6月に同社が事業者として選定。2年半の短期間で着工に至った。

 竣工は23年6月の予定。


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