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不動産ソリューション事業が堅調/毎日コムネット

 (株)毎日コムネットは25日、2022年5月期第2四半期決算説明会を開催した。

 当期(21年6月1日~11月30日)は、売上高75億4,000万円(前年同期比3.7%増)、営業利益3億200万円(同147.2%増)、経常利益2億7,300万円(同176.2%増)、当期純利益1億8,700万円(同196.7%増)。不動産ソリューション事業が順調に推移。販管費の減少等により、大幅な増益となった。

 主力の不動産ソリューション事業では、不動産デベロップメント部門において、販売用不動産の売却利益が前年同期比で大幅に増加。不動産マネジメント部門においても業績は順調に推移し、売上高67億5,644万円(同4.3%増)、セグメント利益8億4,160万円(同13.8%増)を計上した。
 学生生活ソリューション事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、イベント・セミナー等の売上高が減少したことで、人材ソリューション部門の売上高が減少。売上高は7億8,363万円(同1.8%減)、セグメント損失は1億6,630万円(前年同期:2億5,145万円)だった。

 決算説明会では、同社代表取締役社長の伊藤 守氏が、22年5月期計画の進捗状況について説明。不動産ソリューション事業(不動産マネジメント部門)においては、「ターゲットとする首都圏大学生数が安定的に推移していることから、17年連続となる100%の入居率を目指す」とした。管理戸数は順調に拡大しており、当期末で1万1,432戸となる予定。不動産デベロップメント部門では、上期1物件の売却を予定通り行ない、下期1物件の売却もすでに契約済みであると発表。
 学生生活ソリューション事業では、「コロナの収束が見込めず、昨年同様上期の売り上げはほぼゼロだった。対面での新卒採用活動も難しい状態であるため、本社セミナールームにスタジオ設備を設置し、生配信・動画収録を即時可能としている。Webでの会社説明会、動画研修などの配信により、柔軟に対応していく」(同氏)。


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