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LIR、21年の海外取引件数が前年の2倍に

 リストインターナショナルリアルティ(株)(LIR)は27日、2021年の海外不動産取引件数が前年の約2倍に増加したことを明らかにした。

 20年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で一時的に減少したものの、21年の海外不動産取引件数は前年比107%増と大幅増を達成した。メインで展開している米・ハワイ州について渡航制限の中でもハワイと日本とをリアルタイムで中継し、物件内覧や物件説明等を行なうオンライン商談の手法を確立。オンライン商談での成約が約8割を占めた。

 同社では、「ハワイの不動産は底堅い人気に加えて、コロナ禍においても資産価値が保たれたことが取引増加の要因として挙げられる」としている。また、同社が日本でのオフィシャルパートナーを務める大規模開発「ワードビレッジ」内の新築コンドミニアムも、需要回復に寄与したとしている。


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