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災害時無人対応システムの運用を開始/旭化成H

「災害 BOT(仮称)」運用の主な流れ

 旭化成ホームズ(株)は28日、災害時無人対応システム「災害 BOT(仮称)」の運用を、2月1日より開始すると発表した。

 会員制ネットクラブ「HEBELIAN NET.」登録者が、一定条件以上の風・水・ 地震等の自然災害に遭遇した場合、発災直後(5~180分後)と12時間経過後の2回にわたり、自動でお見舞いメールを送信する。災害時の混乱期に顧客に「つながる安心」を確保し、レジリエンスを強化することが目的。

 お見舞いメールで、ガスメーター復旧法や停電時の太陽光発電設備からの電気供給方法についてなど、災害時に必要な代表的処置について案内する。気象庁発表の震度や津波情報を、顧客の居住地を中心に通知していくことで、避難の検討を含めて、実態に即した判断を促していく。

 メール送信時には、同時に顧客自身で建物各所や設備等の被害状況について写真を添付して申告できるフォームも送付する。入力情報を基に被害状況を把握、 深刻度に合わせた効率的なフォロー体制を構築する。顧客から直接電話を受けた社員が代行入力するフォームも設けることで、アフターサービスセンターへの架電集中や、被害状況の入力の手間も省略する。


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