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JR東、ファンド事業を成長エンジンに

 東日本旅客鉄道(株)は31日、2021年4月に立ち上げたアセットマネジメント会社であるJR東日本不動産投資顧問(株)(JAM)が組成するファンドに、自社で開発した複合ビル「JR南新宿ビル」(東京都渋谷区)を売却したと発表した。

 今回の流動化により、自社の開発・保有物件をJAMのファンドで売却し、売却により獲得した資金を成長分野へ拡大再投資しすることで、グループのさらなる成長と資金効率向上を図る「回転型ビジネスモデル」を本格的に開始する。

 一方、JAMは、設立以来、ファンドを通じた外部不動産の取得を進めており、すでに資産運用規模は800億円を超える。今後も不動産ファンドの運用規模を拡大。不動産ファンド事業を生活サービス事業の成長エンジンと位置付け、不動産投資法人((仮称)JR東日本リート)の早期組成に向けた準備も進めていく。


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