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大阪で国内初となるオール電化の超高層ZEH-M

「シェリアタワー大阪堀江」イメージ

 関電不動産開発(株)、住友不動産(株)、パナソニック ホームズ(株)は31日、オール電化を採用したマンションとして国内で初めて「高層ZEH-M実証事業」に採択された「シェリアタワー大阪堀江」(大阪市西区、総戸数500戸)の開発計画を発表した。

 Osaka Metro千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅徒歩4分に立地。敷地面積3,708.92平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上46階建て、延床面積5万3,700.24平方メートル。住戸の間取りは1LDK~4LDK。専有面積は44.08~142.15平方メートル。

 竣工後のCO2排出量を実質ゼロとする「実質CO2ゼロ・次世代型タワープロジェクト」を推進。オール電化の採用に加え、関西電力(株)の提供する「ゼロカーボン電気」を「マンション高圧一括受電サービス」にてマンション全体に導入することで、CO2排出量を実質ゼロとする。併せて外皮の高断熱性能および高効率な設備の導入により省エネルギーを実現する。

 また、レジリエンス性能を確保するため、災害時の早期ライフライン復旧実績のあるエコキュートを採用し、浸水対策として電気室は2階に設ける。超高層制振構造システム「デュアル・フレーム・システム」により、建物の内側に、立体駐車場を取り囲む形で「心棒」となる強固な「壁構造物(フリーウォール)」を構築し、建物外側の住棟部と制振装置で連結。地震の際は、内側と外側の揺れ方が異なる箇所で制震効果を発揮し、揺れのエネルギーを効率よく吸収。揺れも軽減する。

 7月上旬から販売を開始する。販売価格・戸数等は未定。2024年8月に竣工、同年9月中旬に引き渡しの予定。


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