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銀座の路面店舗賃料は横ばい/CBRE調査

 シービーアールイー(株)は3日、国内主要店舗(路面店舗)の市場動向に関するレポート「リテールマーケットビュー 2021年第4四半期(21年10~12月)」を公表した。

 東京・銀座のハイストリート賃料は1平方メートル当たり月額賃料が24万1,500円と、前期比で横ばい。複数のラグジュアリーブランドの出店ニーズがある他、銀座エリアに既存店舗のあるラグジュアリーブランド以外のリテーラーによる移転ニーズも見れらた。プライム賃料は40万円と、25期連続の横ばい。空室率は4.3%(前期比0.9ポイント低下)。 

 大阪・心斎橋では、心斎橋筋商店街を中心に需給バランスの緩みによって賃料が下落。一方、御堂筋では複数のラグジュアリーブランドから強い出店ニーズが見られており、賃料が上昇した。心斎橋ハイストリート賃料は前期横ばいの14万1,000円となった。複数のラグジュアリーブランドによる出店ニーズはあるものの、プライム賃料を押し上げるほどの賃料水準ではなく、心斎橋プライム賃料は6期連続横ばいの25万円。空室率は12.7%(同0.8ポイント上昇)となった。

 名古屋・栄では、開発中の商業施設にリテーラーの出店ニーズが集まったものの、相場を超える賃料水準には届かず、ハイストリート賃料は2期連続横ばいの7万500円(同変動なし)。プライム賃料は5期連続横ばいの10万円(同変動なし)。空室率は0.0%(変動なし)だった。


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