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マネジメントが伸長/三井不22年3月期3Q

 三井不動産(株)は4日、2022年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(21年4月1日~12月31日)は、売上高1兆4,669億600万円(前年同期比0.1%減)、営業利益1,545億2,900万円(同6.0%減)、経常利益1,378億1,800万円(同3.8%減)、当期純利益1,235億300万円(同24.9%増)。四半期純利益は、政策保有株式の売却による特別利益の計上等で第3四半期としては過去最高を更新した。

 セグメント別では、「賃貸」が既存オフィスの賃貸収益の伸長、既存商業施設の収益回復や新規開発物件の通期稼働があり、営業収益4,931億3,600万円(同7.2%増)、営業利益1,014億8,800万円(同5.2%増)。
 「分譲」は、国内住宅分譲の計上戸数が2,775戸(同545戸減)と減少。投資家向け物件売却も第4四半期に集中するため、営業収益4,055億8,600万円(同23.0%減)、営業利益754億1,400万円(同22.8%減)。
 「マネジメント」は、リパーク(貸し駐車場)やリハウス(個人向け仲介)が伸長。営業収益3185億4,800万円(同8.1%増)、営業利益415億5,700万円(同64.9%増)となった。

 通期予想は、マネジメント部門の伸長等をうけ営業利益を上方修正。売上高2兆1,500万円、営業利益2,400億円、経常利益2,150億円、当期純利益1,750億円とした。


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