日本リート投資法人（NRI）は17日、2021年12月期決算を発表した。
当期（21年7月1日～12月31日）は、営業収益100億4,100万円（前期比6.7％増）、営業利益60億4,300万円（同9.9％増）、経常利益53億9,000万円（同10.9％増）、当期純利益53億3,500万円（同9.8％増）、1口当たり分配金は1万1,665円（同865円増）となった。
21年8月に物件入替を実施。4物件を譲渡（譲渡価格計86億3,000万円）し、8物件を取得（取得価格合計76億1,500万円）した。結果、期末時点のポートフォリオは、オフィス63物件（同1,832億2,200万円）、住宅42物件（同645億9,200万円）、商業施設2物件（同81億2,000万円）の合計107物件（同2,559億3,500万円）および匿名組合出資持分1件（出資額合計5,000万円・出資先運用資産合計6物件）となった。総賃貸面積は約30万9,188平方メートル、稼働率は98.1％。
次期は、営業収益85億1,900万円、営業利益44億9,500万円、経常利益38億6,300万円、当期純利益38億6,300万円、1口当たり分配金8,586円を見込む。