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20期連続増収/日本管理C21年12月期

 日本管理センター(株)は21日、2021年12月期決算(連結)説明会をオンライン開催した。

 当期(21年1月1日~12月31日)は、売上高534億1,600万円(前期比13.2%増)、営業利益23億円(同11.5%増)、経常利益23億500万円(同11.7%増)、当期純利益11億6,100万円(同7.4%増)。ストック収入が業績を牽引し、創業以来20期連続の増収を達成した。

 コロナ禍の影響を受け、新規オーナーへの営業機会が制限されたことにょり、申込戸数は8,884戸(同5,764戸減)に。一方、21年7月にM&Aで子会社化した(株)JPMCシンエイ分を加算したことで、運用戸数が9,092戸増加し、期末の運用戸数は10万6,640戸(同1万1,842戸増)となった。プロパティマネジメント収入は、495億6,700万円(同11.0%増)。

 同社グループCEO代表取締役社長執行役員の武藤英明氏は、22年度の計画について「プロパティマネジメント収入と滞納保証、保険事業などのPM付帯事業収入を合わせ、21年度比5.4%増の546億8,200万円を見込む。運用戸数は11万3,700戸(同6.6%増)、新規申込戸数はコロナ禍以前の水準である1万4,000戸(同57.5%増)を目指す」と説明。また、「KPI(運用戸数・申込戸数)を伸ばし成長速度を高めるため、採用や賃金ベースアップなどで人的資本も増強する」と話した。

 通期では、売上高560億円、営業利益23億2,000万円、経常利益23億2,000万円、当期純利益15億7,500万円を見込む。


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