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コロナ禍、家族で遊び学ぶ時間が増加/リビタ

 (株)リビタは2月28日、「住まいの生活シーンにおける家族間コミュニケーションに関するアンケート調査」の結果を公表した。調査対象は、リノベーション住宅購入検討者・賃貸住宅入居者・オフィスや商業施設利用者を中心としたリビタメンバーズ会員500人、20~60歳代の男女。2021年12月16~18日にWebアンケートを採った。

 コロナ禍におけるコミュニケーションの変化を、「料理」「食事」「娯楽」「子育て」シーンに分け調査。コロナ禍で最もコミュニケーションが増えたのは「子育て」(57.6%)、次いで「娯楽」(39.8%)、「食事」(36.6%)、「料理」(33.4%)の順ということが分かった。

 「子育て」については、コロナ禍で「週に3回以上、子供と遊ぶ」人の割合が68%に上昇。コロナ禍以前は33.3%であり、その割合は2倍以上に伸長した。「週に3回以上、子供に勉強などを教える」人の割合も51.4%(コロナ禍以前:18.7%)と大幅に上昇した。

 なお、コミュニケーションが増加した人のうち、77.9%が継続を希望。「子供と接することが楽しい・精神的に満たされる」「教育やしつけの質を高められる」といった理由が挙げられた。

 同社では、20年7月に実施した「暮らしと住まいに関するアンケート調査」の結果と合わせ、「今後、ニューノーマル生活におけるLDKの広さや機能に対するニーズが変化するなど、LDKの在り方に影響を与えるかもしれない」と分析している。


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