三菱地所（株）は15日、オフィス家具の引き取り・販売サービス「エコファ二」の本格稼働を発表した。
オフィスのレイアウト変更などで不要になったオフィス家具を企業から引き取り、「東京」駅および「大手町」駅に直結する「朝日生命大手町ビル」の直営ショールーム兼倉庫に展示。検品や清掃をした上で、リユース家具として法人・個人に販売するサービス。同社が2009年より実施している「新事業提案制度」で採用されたプロジェクトで、昨年夏より試験運用を実施してきた。
販売に加え、オフィスに家具をセットした状態で賃借する「セットアップオフィス」でもエコファ二のリユース家具を供用。即入居希望や入居時のファシリティコストを低減したいといった企業のニーズと、早期に入居者を募りたい不動産オーナーのニーズに応えるため、同社グループが所有・運営するオフィス以外でも展開していく。
さらには、（株）クラスと提携しエコファ二のリユース家具の一部を家具・家電のサブスクリプションサービス「CLAS」に供用。法人ニーズだけでなく、在宅勤務支援をはじめとした個人へのニーズにも対応していく。
一定期間、出荷に至らない商品についても、廃棄はせず、リユース＆マテリアルリサイクルを実施することで、産業廃棄物の低減・環境負荷の軽減を図っていく。
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