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分譲M供給戸数トップ、オープンハウスGで5,423戸

 (株)不動産経済研究所は15日、2021年の分譲マンションの供給実績を基に、売り主グループ別の供給戸数ランキングを発表した。

 同社は、毎年2月に売り主企業の供給戸数ランキングを、「全国マンション市場動向」と合わせて発表しているが、グループで集計するのは今回が初。調査対象は全国の新築分譲マンションで、定期借地権マンション、首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)以外の投資用ワンルームマンションも含む。JV物件は総有効分譲面積を事業比率に応じて按分している。

 全国トップは、オープンハウスグループで5,423戸。唯一の5,000戸台となり、内訳はプレサンスG((株)プレサンスコーポレーション、三立プレコン(株)、(株)ファンスタイル)が4,073戸、(株)オープンハウス・ディベロップメントが1,350戸となっている。

 2位は、大和ハウス工業Gで4,045戸。内訳は、大和ハウス工業(株)が3,634戸、(株)コスモスイニシア411戸。続く3位は、野村不動産G(野村不動産(株))が4,014戸で、上位3グループが4,000戸を上回った。

 4位は、三井不動産G(三井不動産レジデンシャル(株))の3,982戸で、首都圏では3,118戸を供給してトップとなっている。5位は、タカラレーベンG((株)タカラレーベン、(株)タカラレーベン東北、(株)タカラレーベン西日本)で、2,472戸が入った。

 以下は、6位があなぶきG(あなぶき興産(穴吹興産(株))、あなぶきホームライフ(株))2,350戸、7位が三菱地所G(三菱地所レジデンス(株))2,214戸、8位が住友不動産G(住友不動産(株))2,211戸、9位が森トラストG(エスリード(株))2,198戸、10位が飯田G((株)アーネストワン、一建設(株)、パラダイスリゾート(株)、(株)飯田産業)2,086戸となった。

 上位10グループの供給合計は3万995戸となっており、21年の全国の総供給戸数(7万7,552戸)に占めるシェアは4割に達している。

 なお、首都圏2位は、野村不動産Gで2,593戸、同3位は飯田Gで1,908戸。


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