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ビル10棟の電力を再生可能エネ由来に/日鉄興和

 日鉄興和不動産(株)は17日、「赤坂インターシティAIR」(東京都港区)、「品川インターシティ」(東京都港区)等、同社が所有・管理するオフィスビル10棟で使用する電力を、2022年度に再生可能エネルギー由来(再エネ電力)に切り替えると発表した。今回の取り組みによるCO2削減量は年間約3万1,000tとなる予定。

 導入する再エネ電力は、太陽光発電などの環境価値を証書化した「トラッキング付非石化証書」等を活用したもので、企業が事業で使用する電気を100%再生可能エネルギーとすることにコミットする協調イニシアチブ「RE100」にも対応する。

 今回の取り組みでは、共用部のみならずテナント専有部も含めた電力会社からの調達電力すべてを切替対象にするため、オフィスや商業等の施設用途を問わず、対象ビルの入居企業は「自社で再エネ電力を利用している」と認められる。


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