三菱地所(株)3月30日は「BRICKS FUND TOKYO by Mitsubishi Estate」をスタートすると発表。社会課題の解決や産業構造の転換など中長期的な社会インパクトの創出に取り組むスタートアップへ投資していく。
独立系ベンチャーキャピタルのプライムパートナーズとの共同運営。「新たなライフスタイル」「既存産業のパラダイムシフト」「サステナビリティ」の3つの投資テーマと「SaaS」「FINTECH」「FOOD/AGRI」など12の注目領域について、革新的なテクノロジーやビジネスモデルを有する国内外のスタートアップに積極的に投資していく。チケットサイズは数千万円から5億円を予定。
今後5年間で100億円程度の出資を想定しており、出資したスタートアップの技術やサービスの社会実装を支援すると共に、成長産業の協創を進める考え。
なお、スタートアップ・エコシステムに対する出資総額は、国内外のベンチャーキャピタルへの投資などと合わせ、2020年代半ばまでに累計500億円(コミットメント分含む)となる見込み。