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積水ハ、青山にアート販売も行なう集客拠点

さまざまな素材を展示するコーナー
絵本作家の荒井良二氏の展示作品

 積水ハウス(株)は、2月1日に開設した「SUMUFUMU TERRACE(スムフム テラス) 青山」(東京都港区)を報道陣に公開した。

 スムフム テラスとは、初期検討段階の顧客等をターゲットに、住宅づくりのヒントになる情報を提供する場。基本的には予約制で同社の住宅展示場や体験型ミュージアム「Tomorrow’s Life Museum」などと連動しながら顧客に向けて案内している。2021年11月から新宿、立川、池袋、錦糸町でオープンしており、青山で5拠点目。

 青山は、東京メトロ銀座線「外苑前」駅から徒歩1分の立地。施設デザインを、デザイナー・佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス「nendo」に依頼。庭をイメージし、ガラスと植物で仕切られた回廊型の空間に仕上げた。アートやデザインに関心の高い富裕層等を想定したサービスを設定。同社設計者のうちトップクリエイターが常駐する事務所、床材やカーテンなどこだわりの素材を展示するスペース、「SEKISUI HOUSE meets ARTISTS」などで構成している。

 「SEKISUI HOUSE meets ARTISTS」とは、同社で新築請負契約を締結した顧客を対象に、アーティストの作品の展示・販売等を行なうもの。これまで顧客から住まいづくりの中でアート作品の展示等についての相談もあったことから開始した。アーティストは1年周期で変更していく方針で、今期は絵本作家の荒井良二氏や写真家の石川直樹氏などの作品を紹介していく。同施設の開所以来すでに5組の顧客に販売している。

 同社は、同施設を顧客の理想のライフスタイルについてヒアリングする場として活用。さまざまなテーマのイベント等も開催していく予定。


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