不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏既存M、2ヵ月連続で在庫件数増

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2022年3月の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,405件(前年同月比19.5%減)の大幅減となり、3ヵ月連続の2ケタ減。都県別では、東京都1,806件(同18.7%減)、埼玉県392件(同19.3%減)、千葉県405件(同18.0%減)、神奈川県802件(同21.9%減)といずれの都県でも2割前後の大幅減となった。

 1平方メートル当たりの成約単価は65万4,000円(同10.8%上昇)と2ケタ上昇となり、23ヵ月連続で前年同月を上回った。前月と比べても4.6%上昇している。戸当たり平均価格は4,158万円(同8.4%上昇)だった。新規登録件数は1万3,852件(レインズの物件再登録機能廃止に伴い前年同月比は非開示)。在庫件数は3万7,660件(同8.5%増)と2ヵ月連続で増加している。

 既存戸建ての成約件数は1,286件(同21.1%減)と、3ヵ月連続で減少。平均成約価格は3,741戸(同7.9%上昇)と、上昇が17ヵ月続いた。


最新刊のお知らせ

2024年5月号

住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには? ご購読はこちら